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(1) 羽化 (2) 抱卵 (3) 抱卵 (4) 若齢幼虫 (5) 脱皮(終齢) (6) 終齢・成虫 (7) 成虫集団 (8) 有角個体
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(9) 群生 (10) 交尾 (11) 孵化 (12) 羽化 (13) 群生 (14) 越冬 (15) 越冬

アカギカメムシ Cantao ocellatus

アカギカメムシ Cantao ocellatus (Thunberg, 1784)

体長17〜26mm 南西諸島以南に多く生息しており、アカメガシワやオオバギに大集団をつくる。親虫が抱卵・哺育することや、南支那海を海上飛来することなどが知られている。県内では1990年12月6日に南郷町大島で初めて確認された。2009年〜2011年には宮崎市青島〜内海や門川町〜日向市のアカメガシワで大量発生し、3000頭以上の大集団が確認された場所もある。その後、発生数は少なくなったが毎年発生が確認されている。越冬しているかどうかは不明であったが、2021年5月に越冬個体の交尾を確認し、2022年1月にはハマヒサカキで集団越冬していることも確認した。たまに、前胸背側角に棘状突起を持つ個体が見られる。(延岡市、門川町、日向市、川南町、木城町、高鍋町、都城市、三股町、綾町、宮崎市、日南市)