Fabriciana nerippe

オオウラギンヒョウモン Fabriciana nerippe (C. Felder et R. Felder, 1862)

オオウラギンヒョウモンは全国的にも減少している蝶の代表的なもので，宮崎でも激減している．かつては大淀川河川敷などでも見られたが，現在ではえびの市と高千穂町でしか見られなくなった．20～30年前には延岡市内の愛宕山でも採集されている．なぜ減少したかその原因ははっきりしていないが，採集圧がその一つであるのは確かなようだ．　宮崎県レッドリスト絶滅危惧IA類(CR-g)

写真データ
　１．宮崎県えびの市　　　2003.07.08　成虫（♀）
　２．熊本県阿蘇郡西原村　2001.09.29　卵
　３．熊本県阿蘇郡西原村　2002.04.07　若齢幼虫
　４．宮崎県えびの市　　　2003.04.27　終齢幼虫
　５．熊本県阿蘇郡西原村　2002.05.01　蛹
　６．宮崎県えびの市　　　1992.07.04　成虫（♂）
　７．宮崎県えびの市　　　1992.07.04　成虫（♂：吸蜜）
　８．宮崎県えびの市　　　1997.07.13　成虫（♀：吸蜜）
　９．宮崎県えびの市　　　1998.06.27　成虫（♂：ヌマトラノオオで吸蜜）
１０．熊本県阿蘇郡西原村　2002.06.24　成虫（♂）
１１．熊本県阿蘇郡西原村　2001.06.23　成虫（♀）
１２．宮崎県えびの市　　　2003.07.01　成虫（♂）
１３．熊本県阿蘇郡西原村　2004.09.18　　成虫（♀：ヒヨドリバナで吸蜜）
１４．宮崎県えびの市　　　2003.07.02　成虫（♀）


(1) ♀	(2) 卵	(3) 若齢幼虫	(4) 終齢幼虫	(5) 蛹	(6) ♂	(7) 吸蜜

(8) 吸蜜	(9) 吸蜜	(10) ♂	(11) ♀	(12) ♂	(13) 吸蜜	(14) ♀