(1) 産卵 | (2) 卵 | (3) 一齢幼虫 | (4) 共食い | (5) 越冬 | (6) 四齢幼虫 | (7) 終齢幼虫 | (8) 蛹 | (9) 羽化直前 |
(10) 羽化 | (11) 吸蜜 | (12) 吸蜜 | (13) 吸蜜 | (14) 吸蜜 | (15) ♂ | (16) 吸蜜 | (17) 吸蜜 | (18) ギョボク |
ツマベニチョウ本土亜種の北限は日南市鵜戸で,ここがツマベニチョウ属Hebomoiaの世界の北限にもなる.最近は温暖化のため日南海岸沿いに分布が北上しており,宮崎市青島でも越冬した記録がある.一つの葉に数卵産み付けられたときは若齢幼虫が共食いを始める.最近ツマベニチョウを飼育する施設も出てきているが,別亜種の南西諸島のものを飼育する際は取り扱いに気を付けて屋外に逃げ出さないようにすることが必要である.