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(1) ♀ (2) 卵 (3) 一齢幼虫 (4) 若齢幼虫 (5) 若齢幼虫 (6) 終齢幼虫 (7) 前蛹 (8) 蛹
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(9) ♂ (10) 成虫 (11) ♀ (12) 成虫 (13) ♂ (14) 成虫 (15) 成虫(♀:八重山産) (16) 成虫(♂:八重山産)

ウラギンシジミ Cretis acuta


ウラギンシジミ Cretis acuta Moore, 1877

日本全国に広く生息しているが、ウラギンシジミは変わったシジミチョウである。幼虫は体の後ろに2つの突起を持っており、一目見たときはそちらが頭のように思える。蛹も他のシジミチョウとは異なり、その形は扁平で幅広い。また、ウラギンシジミは成虫で越冬するので、冬でも暖かい日には良く飛んでいる。羽裏が白銀のようにに白くてよく目立つが、木の葉に隠れたり石の多い河原に止まると、その風景の中に溶け込んでしまい姿が消えてしまう。八重山産のものは亜種として扱われることもある。