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県内では4月から9月まで一夏中成虫の姿を見ることができる。特に8月の終わり頃は数が多くなり、未舗装の山道で集団吸水していることもある。チャバネセセリの仲間では羽裏がきらりと光るような感じで遠くからでも良く分かる。それもそのはずで、チャバネセセリと名が付いているが、他のチャバネセセリとは少し系統が違う。それが一番良く分かるのは卵の形態で、他のチャバセセリ類がツルツルの饅頭を半分にしたような形なのに対し、コチャバネセセリの卵は丸くて綺麗な縞模様が付いている。ちょうどミヤマセセリの卵の色を橙から黄白色にしたような感じだ。