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(1) 交尾 (2) 卵 (3) 一齢幼虫 (4) 終齢幼虫 (5) 前蛹 (6) 蛹
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(7) 成虫 (8) 吸蜜 (9) 成虫 (10) 成虫 (11) 吸蜜 (12) 交尾

ジャノメチョウ Minois dryas


ジャノメチョウ Minois dryas (Scopoli, 1763)

日本全国に広く分布する。南限は薩摩半島なので、宮崎県のものも南限に近い。標高の高い草原で見ることが多く、西都市や延岡市にも生息しており、高千穂町からえびの市まで県内に幅広く分布している。他の蝶と違い、母蝶は直接地面に卵を産み落とし、幼虫も地面に転がったまま蛹化する。写真の卵は草に付着しているように見えるが落ちた卵を草の上に乗せて撮影した。また、前蛹の写真で分かるように地面の上の前蛹は死んだ幼虫が転がっているようでとても蝶の幼虫とは思えない。このように非常に変わった蝶である。宮崎県レッドリスト準絶滅危惧(NT-g)