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(1) 交尾 (2) 卵 (3) 孵化 (4) 一齢幼虫 (5) 二齢幼虫 (6) 四齢幼虫 (7) 終齢幼虫 (8) 成虫♂

キマダラカメムシ Erthesina fullo

キマダラカメムシ Erthesina fullo (Thunberg, 1783)

体長20〜23mm 1783年に長崎の出島で記録され、1934年頃に再発見されが、その後も永らくは長崎周辺だけが産地であった。初めて記録されてから約200年後の1980年頃からに長崎以外でも確認されるようになり、20世紀末までには佐賀県と福岡県に分布を広げた。その後も分布域の拡大は続き、2004年には大分市坂ノ市で工場内のソメイヨシノで確認している。宮崎県では2009年に延岡市で生息が確認され、その後、宮崎市下北方町(2010年)、都城市中原町(2013年)でも確認された。現在は、宮崎市内でも普通に見られるようになった。サクラを好むが寄生する植物は多く、宮崎市ではトベラにも寄生していた。(延岡市、椎葉村、都城市、国富町、宮崎市、串間市)