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オオウラギンヒョウモン(Fabriciana nerippe)


オオウラギンヒョウモンは全国的にも減少している蝶の代表的なものです。
宮崎でも激減しており、嘗ては大淀川河川敷などでも見られたのですが、現在では
えびの市付近で見られるだけです。20~30年前には延岡市内の愛宕山でも採集
されています。なぜ減少したかその原因ははっきりしていません。蝶を含む昆虫は、
哺乳動物と違ってたくさん卵を産み,その内の数頭が生き延びることで種を保って
います。少々採集しても生息環境さえ存続していれば、採集程度で種が絶滅する事
は考えられません。鳥や蜘蛛の方がもっと昆虫を取っています。しかし、種が衰退
の時期にある蝶にとっては、採集圧もその衰退に拍車を掛けるかもしれません。
実際、オオウラギンヒョウモンの採集では大きくて綺麗な♀が徹底的に狙われます。
その結果、♂が♀を見つけられなくなるかもしれません。そのような危惧を感じさ
せるのが誤求愛の写真です。アザミに止まったツマグロヒョウモンの♀に尻を付き
出して求愛しているオオウラギンヒョモンの♂が写っています。
 
(宮崎県レッドデータブック絶滅危惧IB類(EN-g)) 


 
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