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カラスシジミ(Fixsenia w-album)



日本にはFixsenia属が4種生息している。カラスシジミ、ミヤマカラスシジミ、ベニモン 

カラスシジミとリンゴシジミである。富士に住んでいたときはミヤマカラスシジミが、倉敷

にいたときはベニモンカラスシジミが多かった。宮崎にはカラスシジミとミヤマカラスシジ

ミが生息しているが、ミヤマカラスシジミは食樹であるクロウメモドキが宮崎では高山地帯

にしか生えていないので、椎葉村などに僅かに生息しているだけである。それに対してカラ

スシジミは宮崎に多いハルニレを食樹としているので、低山地帯にも数が多い。カラスシジ

ミは他の地域ではそれほど数が多い種類ではないので、南限の蝶であると同時に、宮崎を代

表する蝶でもある。5月の終わり頃、栗の花を探すと、カミキリなどの甲虫と一緒に吸蜜し

ている姿を見かける。                               



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