目次
 
宮崎昆虫同好会1966年のあゆみ    
”提言”宮崎昆虫同好会のあり方    中尾景吉 
トウゴウヤプカの越冬について     粟谷寿郎 
宮崎県のクモの採集概況        石野田辰夫
宮崎市におけるタテハモドキの記録   関 照信 
オギノツメによるタテハモドキの周年経過関 照信 
タテハモドキの採集記録        関 照信 
宮崎県の蝶の分布記録と生態記録    田中 洋 
宮崎県におけるオナガシジミの記録   永井あつし
蝶2題                永井あつし
リュウキュウムラサキの採卵に失敗   中尾景吉 
リュウキュウムラサキの採集と産卵行動の記録田中 洋
リュウキュウムラサキ7令になる    田中 洋 
1966年の宮崎市周辺における迷蝶記録中尾景吉 
霧島山採集行             野中耕次 
オオキンカメムシの思い出       俵 慧  
蝶類採集記録             内野義幸 
キマダラモドキを上鹿川で採る     俵 慧  
リュウキュウムラサキの産卵状態と飼育経過中尾景吉
ルーミスシジミを日向ラインで採る   中田正夫 
ギンイチモンジセセリの採集記録    関 照信 
宮崎県大崩山にてウラキンシジミ採集  朝日延太郎
会員吊簿
あとがき
 
 
タデハモドキ 第2号 昭和42年3月31日発行
発行所 宮崎星虫同好会
     宮崎リンネ会
     宮崎市船塚町100番地(宮崎大学農学部応用昆虫学研究室)
編集者 中尾景吉・吉川正一
印刷所 (有限会社)黒田謄写堂 TEL 2-4431


宮崎昆虫同好会1966年のあゆみ
 
同好会結成以来、その組織づくりや、運宮についてのとりきめもないままに1年を経過したが、
中心をはっきりさせるためにも、会員が集まって話し合う必要を生じて、宮崎昆虫同好会特別例会
を開催した。以下その記録である。
 
◎宮崎昆虫同好会例会  1966年9月25日  宮大農学部農業博物館にて
 1.参会者  築地・石野田・清田・井之口・石川・北内・吉川・福田・外山・田中・関・俵・
          朝日・中尾
 2.自己紹介 研究内容と近況報告 チョウあり・トンポあり・クモありでにぎやか。
 
 3.談話会
  (1)宮崎県における昆虫研究のあゆみ
    戦前はリンネ会が母体になって活動していた。野外での活動が主であったが、戦争による
   後退が、戦後も長い間の空白状態をおいてしまった。 しかしリンネ会のもりあがりもあっ
   て、宮大学芸学部・農学部のそれぞれを中心にした研究熱が高まってきた。アマチュアの熱
   もあが'り、小林昆虫同好会や市房同好会などの活躍は大きかった。
 
  (2)最近の活動
    延岡を中心にした県北・児湯を中心にした中部 宮崎市を中心にした中部・日南海岸を中
   心にした南部と、それぞれの地域の研究が発表される。未記録種についての発表、クモの生
   態、チョウの生態、宮崎県産トンボの重要種、また遠来の福田氏により鹿児島県の昆虫研究
   の現状の報告等話はつきない。結論としては、話し合いの途中でもたびたぴ出たことだが、
   同好者同志が横の連絡をたえずとりあうことであり、このことで同好会の果たす役割も大き
   いということである。
 
 4.同好会の組織及び運営
 (1)組織  会長 中島 茂(宮大農学部)   副会長 清水 薫(宮大農学部)
        幹事 永井あつし(延岡高校) 井之口希秀(宮農高校) 吉川正一(青島中)
            中尾景吉(檍小)       会計  中島義人(宮大農学部)
 (2)運宮  会費 一般500円   学生200円 (昭和42年4月1日より)
        会誌の発行  年度末に会誌タテハモドキを発行する。シーズン前と中間あた
                  りで、ガリ版ずりによる、連絡事項や中間報告を行なう。
                  年1回以上例会を開く。
 
*なお、同好会の特別例会を5月28日にもっている。このときは、九州大学の白水隆先生の蝶
 の雑種をつくりだすことで、遺伝の研究をしていくというお話をスライドを通しておききし、集
 まった者、たた感じ入った。